ロレックス デイトナ買取

世界的な有名なロレックスの中で、人気を博しているデイトナ。
資産価値も高く、正規店でも常に在庫不足となっているため、極めて入手困難なモデルです。
圧倒的な人気の秘密は、限られた職人の技術による高いクオリティとデザイン性。デイトナはスポーツコレクションの旗艦モデルとして誕生以来、常に人気No.1を誇っています。
ロレックスのモデルの中で唯一のクロノグラフを搭載しており、防水性と視認性にも秀でる実用的な腕時計です。
希少性を高める要因として、複雑機構と徹底した品質管理により生産数が極めて少ないことがあげられます。ロレックスとしてのブランドによる認知度の高さはもちろんの事、様々なモデルの中でも群を抜いて資産価値があり、現行のSSモデルでは買取相場が定価の倍以上と、プレミアム価格となります。新品、未使用品はもちろん、廃盤品やレアモデルも高い需要があり、流通の少ないデイトナのほとんどは定価を大きく越えて買取することができます。
ブランドファンでは専門の鑑定士がロレックスを査定！当店だからこそできる買取価格をぜひお試しくださいませ。
店頭査定は繁華街の中心に便利な駅近立地！その他手軽な出張査定、宅配査定も無料で行っております。
LINEやお電話にて買取の相談だけでもお気軽にご利用ください。
ロレックスの他、バッグ、ブランドジュエリー、アパレルなども高価買取いたします。
皆様のご利用、心よりお待ちしています！

現在のロレックスの本拠地となるのはスイスですが、1905年にドイツ人である『ハンス・ウィルスドルフ』がロンドンのハットンガーデン86番地（当時は時計商社）に創業し、ジャン・エグラーの機械を輸入して時計を製造したり販売をスタートしたことから始まります。
不運なことに当時は戦争が多く勃発した時代でもあり、創業した9年後にはウィルスドルフがドイツ語の名称であり、第一次世界大戦が勃発した影響によりイギリスの輸出に支障があった為に『ロレックス・ウォッチカンパニー』に社名変更されました。
また、わずか５年後の1920年1月頃には当時の場所からスイスのジェネーヴ・マルシェ通り18番地に『モントレ・ロレックス』を設立します。ジェネーヴに設立してから数年で時計の大革命を起こします。それは自動巻きのパーペチュアル機構を（当時の技術部長であったエミール・ボレ）発明します。パーペチュアル機構が発明される前はゼンマイを手巻きすることで時計の心臓部を動かしていたのですがその心臓部を人の手ではなく機械で自動に巻いてくれるような構造を発明し、これからの長い歴史にも様々な人々の心を動かし続けることでしょう。、
今から１００年以上も昔では腕時計というものが存在していない時代で、そこまで機械の進歩も進んでおらず腕時計が誕生する前の時代では懐中時計が主流でした。そんな古い時代から時計の製作にこだわり、品質の高さとたくさんの人々を魅了するデザインで、100年以上の歴史を持っているロレックスは多くの人々から今も愛され続けています。

ロレックスで最も人気を誇る『コスモグラフ・デイトナ　Cosmograph Daytona』のご紹介です！
デイトナはロレックスで唯一、クロノグラフを搭載したモデルとなり最新機能を兼ね備えた特徴を持つ最高級な腕時計です。今から60年ほど前の1960年代前半にデイトナ シリーズは誕生しました。初代のデイトナはタキメーターの数値を大きく表したものをベゼルに採用しているのが特徴のひとつでもあり、当時の初代デイトナ（Ref.6239）はレーサーを意識して作られたことや何よりも高度の技術力がうかがえます。Ref.6239に採用されたタキメーターとは自動車や飛行機、新幹線などの時速を測る機能です。F1などのレーサーからするとスピードは命のようなもので当時のスピード（時速）を測るのに距離や速さを計算せずともRef.6239で正確に図ることができたのはかなり助けられたことでしょう。
また、当時の俳優として高い人気を誇り、レーサーとしても活躍をしたのが『ポール・ニューマン氏』です。ニューマン氏は初代デイトナをレース中に身に着けていたほど愛用していたそうです。影響力がある方が着用することで多くの人々に宣伝ができ、ロレックス愛好家が増えたことも間違いないでしょう。そんな影響力があったニューマン氏はすぐにロレックスからなんと！自分の名前がついたポール・ニューマンダイヤルが誕生したのも有名なお話です。初代のデイトナにしか見られない希少性が非常に高いダイヤルです。大きな特徴は通常のインダイヤルよりも数字が大きく、インデックス内側には夜光塗料（暗い場所で光る塗料）を塗っている為、視認性が悪い場所でもしっかりと時刻を把握できるような仕様となっています。このような見た目ではわかりずらい程の小さな変化を施すことで初代デイトナとポール・ニューマンダイヤルの差別化がされています。現在では中古市場にも中々、出回りにくくなっていますのですでにお持ちの方は査定だけでもしてみてもいいかもしれません！

ロレックスに詳しい方ならご存知だと思いますが、初代と２代目の間には謎に包まれた幻のモデル『Ref.6240』が存在します。
様々な人々によって呼び方が異なり『ソロタイプ』と呼ばれることや『テストモデル』と呼ばれることもあり謎に包まれた幻の時計です。Ref.6240の特徴はインダイヤルの針です。3時と6時には積算計の先端が三角形になったバトン針、9時位置のスモールセコンドにはストレート針を採用。クロノグラフのプッシャーにはネジ込み式のプッシャー（スクリュー式）を備えており、オイスターケースによる防水性能の向上や文字盤には『ROLEX』の表記のみとしか記されていない特徴があります。ここでうんちくポイントですがこの後に登場する２代目のデイトナにはクロノグラフのボタンがスクリュー式のプッシャーを採用しておりません。
そして当時のRef.6240はノンオイスターという位置づけの時計であった為、『Ref.6263』や『Ref.6265』以降に表記されている『OYSTER』という文字が記されていません。
分かりやすい物ですと現存である『Ref.6240』には、『ROLEX』表記や『COSMOGRAPH（コスモグラフ）』や『DAYTONA（デイトナ）』といった表記が一般的とされていますが、それらの中にROLEXロゴ以外の塗料が相違しており、後から印字されたと思われる固体がちらほらと見られます。 そのためカタログの撮影時に使用されるサンプル用として作られたことによりその状態のまま販売されることはなかった文字盤ではないかという説があり、まさに幻の時計です。

２世代目となるデイトナは初代や２世代目以降に誕生したモデルと比べて製造期間が約4年とかなり短くなっており、デイトナシリーズでは珍しいモデルとひとつとなります。２代目デイトナは初代デイトナに搭載されていたムーブメント（Cal.72B ）（Cal.722-1 ）（毎時1万8000振動）が変わったことです。
２世代目のデイトナに搭載されたのは『Cal.727』これはバルジュー社製の手巻きムーブメント『Cal.72』をベースに開発されたのがCal.727になります。時計自体のフェイスなどは初代からそれほど見た目に変化はございませんがステンレス素材なので耐久性が向上していることや毎時2万16000振動（毎秒６振動）と振動数もレベルアップしています。更にダイヤルとインダイヤルのカラーが反転したデザイン。このデザインの見た目は初代との変化の見比べには少しわかりずらい点ですが初代からのデザインを引き継ぎ、見た目よりも中身にこだわり初代とは一味違った改良を施したモデルになります。
２代目デイトナは『Ref.6262』と『Ref.6264』が誕生しました。Ref.6262とRef.6264は同じキャリバーを採用しておりますがベゼルに大きな違いがあります。Ref.6262は『ステンレスベゼル』、Ref.6264は『プラスチックベゼル』と異なりがあります。
プラスチック素材よりもステンレス素材を採用されたRef.6262は耐久性に優れていますが、プラスチックにもステンレスよりも軽量していることなどの特徴がある中で当時の人気も左右されたことでしょう。
また、２代目で搭載されたCal.727は、自動巻きが登場する1988年まで引き継がれており、かなりの高機能なことがうかがえるキャリバーです。

３世代目デイトナは手巻き式の機構ではハイクオリティなモデルが特徴的。
初代や２世代目モデルの特徴的なスタイルを残しながら、３世代では更に細かな部分をアップデートしています。クラシカルな印象は残し実用性を向上させたモデルです。
２世代目からの違いは、オイスターケースを採用し、プッシャーをねじ込み式（スクリューロック式）にしたことで防水性も初代から比べるとかなり向上しています。
更に『Ref.6265』『Ref.6263』のダイヤルに「OYSTER」の表記が加わり、 Ref.6263には６時位置のインダイヤルのデザインに沿うように赤い文字で『DAYTONA』の表記があるのが３代目となります。
３代目は初代などと比べ、レーサー向けには製作されておらず、アウトドア向けにイメージして製作された為、50ｍもの防水性の強化がなされたことでダイビングなどでもつけられるのがお勧めです！
現在では防水性に優れており100ｍくらいまでは問題ないとされていますが当時では防水機能が進歩しておらず水や海水につけてしまうと故障するほどでした。当時のロレックスは時計界、世界初の50ｍの防水機能を備えたクロノグラフを誕生させたのです。同様の機能が存在するのはRef.6240ですがすべてではなく、3世代から正式に機構が搭載され始めました。
その他にも耐久性も安定しており製造期間も長くあることから現在でも市場にも多く取引される程です。
気になる方は市場を拝見してみてくださいね！


ここからが時計が最も大きな進化をし、大革命としても有名でもある4代目のご紹介です。
4代目に登場した『Ref.16520』の特徴はムーブメントにあります。『エルプリメロ』と呼ばれ、世界中に知れ渡りエルプリメロ搭載の時計は今も人気が途絶えることはありません。世界中で人気を集めたエルプリメロとは、自動巻きムーブメントのことを指します。このムーブメントは元々は1969年頃にゼニス社が開発しており、自動巻きを搭載する前は手動のクロノグラフが一般的とされていました。
なぜ、自動巻きにこだわっていたかについては、耐久性の向上の為であったが、その一方でデザインにもこだわりがある。そこまで時計に熱心なのはすごいの一言に尽きますね。
ただ、エルプリメロ搭載のムーブメントは確かにかなりの機構ですがメリット、デメリットがあります。従来のエルプリメロのムーブメントですと時計本体への大きな負担がかかります。耐久性も向上し、丈夫にはなります。振動数も高くできるのですが振動数もある程度の数値を超えると通常よりも寿命がかなり縮まり、故障の原因にもつながりかねます。
もしも故障した場合、自動巻きに使用されている大量の部品の交換には多額の費用が掛かるのと同時に交換ではなくともオーバーホールでも多額の費用が発生してしまいます。
そんな問題点をロレックスは故障しにくくし、尚且つ機能性にも優れているものを製作しようと従来の振動数よりも少なくし故障しにくくした気を使ったりと時計愛が垣間見える姿が信頼性を集めたのではないでしょうか。


最後の5世代目にはロレックスの自社製作したクロノグラフ（Cal.4130）を採用し、セラミック素材をベゼルに搭載したモデルになります。型番に次の通りです。（Ref.116520（ステンレス）、Ref.116500LN（セラミック））※2016年にはステンレスベゼルの仕様が変更され、セラミックへと変更しました。
なぜ、セラミックへ変更したのか、それはステンレスよりもセラミックの方が丈夫で耐久性、防水性共に優れており時計の寿命を延ばすことができます。時計の傷がつきやすい場所は特に『ベゼル』『バックル』『ブレス』になります。綺麗に手入れしていても経年変化により劣化は免れません。
そんな問題点に最適なセラミックは表面硬度が高くなっており、傷がつきにくく、ツヤも出ますので
ベゼルの様々な角度からの輝きを堪能でき、高級な飲食店やレストランにつけていくことは絶好なマッチです。また、ケースサイズも元々は37ｍｍサイズが基本でしたが4世代目から40ｍｍと大ぶりのケースサイズになりメンズにはピッタリなサイズで5世代目も40mmサイズの展開となっておりサイズ変更で更に幅広く人気が出ました。防水性も50ｍから更にパワーアップして100ｍまで耐久性があります。5世代は今までに起きた問題点を改善し改良してできた機構が搭載されており、いいとこどりの時計の為、現在では定価を優に超えて中古市場や買取店では取引がされており、入手困難なモデルで現在も活躍しております。

歴史を振り返り、デイトナの開発には様々な苦難が起こっていたことは間違いないだろうと感じさせられます。逆境を乗り越え、試行錯誤を繰り返した努力が50年以上経った現在でもデイトナシリーズが高値で取引されています。