ブランド買取 ブランドファン
ブランド品の高価買取ならブランドファン

ご相談・ご質問はお気軽にお問い合わせください

0120-888-698

電話・LINE受付 10:00~19:00

カンタンで便利LINE査定

最新相場で高く売るなら「ブランドファン」

ブログ

【どっちが高い?】18金と24金の違いとは?選ぶポイントを徹底解説!

「18金」や「24金」など、「聞いたことはあっても明確な違いが分からない」という声をよく聞きます。「結局どっちが高いの?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、18金と24金の違いから、それぞれのメリット・デメリット、選ぶ際のポイントまでを網羅的に解説していきます。実際のところどちらが高価なのか、そしてどちらを選べば満足できるのか、金属の性質や特徴とあわせて紹介していきますので、選択に迷っている方は必見です。

また、金の見分け方や偽物の見分け方についても簡単に紹介しますので、ぜひ購入時や買取時の参考にしてみてください。




1.【比較】18金と24金の違いとは?

まずは、18金と24金の違いについて詳しくみていきましょう。この2つの違いは主に「金の純度」にあります。純度が異なることにより、以下のような性質・特性にも違いが生まれるのです。

18金24金
①純度75%99.99%
②比重14.84~16.1219.13~19.51
③価格相場1gあたり8千円前後(2024年3月時点)1gあたり1万円前後(2024年3月時点)
④色味軽快な色味山吹色に近い濃いオレンジ
⑤変色しやすさ変色の可能性がある変色しにくい
⑥使用用途日常使いのアクセサリー 工業製品投資目的の金貨やインゴット

金は純度が高い方が価格も高額になるため、24金の方が高価です。ただし、金の価格は世界情勢などの影響を受けて日々変動しているため、上記の価格はあくまでも現時点におけるものだとお考え下さい。

ここからは、18金と24金の具体的な違いを純度の観点から深堀りし、それぞれの性質や用途にどう影響するのかを解説していきます。






18金と24金の違い①純度と比重

金の「純度」は金製品に含まれる「純金」の割合で表されるもので、24分率で計測されています。24金は最高純度である99.99%の純金であり、18金の純度は75%です。残り25%にはパラジウムや銀などの金属が混ざっています。

18金のように純金以外の金属が混ざっているものは「合金」と呼ばれていますが、これらの金属を混ぜる理由は強度や加工のしやすさを調整するのが目的です。

また、18金と24金では比重にも差があり、同じ体積であれば24金の方が重い傾向があります。比重とは、一定体積を占める量を表す割合です。たとえば鉄の比重は8程度、24金の比重は19なので2倍以上の重さがあります。

18金は24金に比べると軽く感じられるため、純度は比重にも影響しているのです。




K18や18Kなどの表記の違い

金の純度は「Karat(カラット)」で表記されることもあります。「Carat(カラット)」はダイヤモンドなどの宝石類における質量を表す単位として有名ですが、このKaratとは別物です。金におけるKaratは純度を表す単位であり、K18やK24などと表記されます。

また、それぞれの表記については以下のように扱われている形です。

■ 18金:日本の伝統的な呼称
■ K18:日本国内製造品
■ 18K:海外製造品

18金とK18はほぼ同じ意味で使われていますが、18Kだけは扱いが異なります。このように数字の後に「K」がつく金属は「あとK」などと呼ばれており、純金配合率が正確でない可能性があるのです。

18Kと表記があるものであっても、実際には75%の含有率を下回るものも多く出回っているため、購入時は注意が必要になるでしょう。また、売却時は保証書もあわせて提示することが推奨されています。




18金と24金の違い②価格相場

18金と24金の最も大きな違いは価格相場です。純金である24金は1gあたりの価格が非常に高く、金の純度が高いあるいは使用される金の量が多いほど、ゴールドアクセサリーやジュエリーの価格は上昇します。

とくに、投資用途で製造される金貨やインゴットなどは、不安定な世界情勢の影響で価格が年々高騰しており、24金製品は高値で取引される傾向です。

一方、金以外の金属が混ざる18金は、純金である24金よりは安価ですが、割合が75%と高いことから高価格で取引されることもあります。純度の違いが直接価格に反映されるため、24金が最も高価であり、18金もそれに準ずる価値を認められているのです。

また、金は時価で価格が推移する特徴があります。現在の相場については田中金属工業などの「金価格推移」をご覧ください。




18金と24金の違い③色と変色傾向

金は配合割合によって色味が変化する性質があります。24金は純度が高く、山吹色に近い濃いオレンジ色をしているのが特徴です。一方、18金は純度が低めで、より明るい色味が特徴ですが、割金の硫化反応によって変色する可能性もあります。

純度が変わることで金の色味も異なり、変色のしやすさにも違いが出るため、純金の色味を好む場合は24金、明るく軽快な色味を好む場合は18金を選ぶといいでしょう。

【カラーゴールド】18金の種類

18金は、配合されている割金の種類や割合によって色が変わる性質を持っています。以下のように色がついたカラフルな金は「カラーゴールド」と呼ばれるものです。

種類割金色合い
ピンクゴールド銅・銀・パラジウム暖かみのあるピンク色
イエローゴールド銀・銅落ち着きのある黄色
ホワイトゴールド銀:パラジウム白銀色

ピンクゴールドは、銅の割合が増えるほど色味が強くなります。反対に、イエローゴールドは銀と銅の割合が同等でなければ生まれない色合いです。

また、ホワイトゴールドはプラチナのような涼やかな輝きを放つよう調整されています。ネックレスなどのジュエリーに使う場合は、さらに「ロジウム」と呼ばれる金属コーティングを施して、輝きを補うケースもあるようです。




18金と24金の違い④使用方法

18金と24金では、使用用途にも明確な違いがあります。18金は日常使いのジュエリーやアクセサリー、24金は投資や資産保存に適している金属です。

18金は硬さや耐久性に優れているため、ジュエリーやアクセサリーの製造に頻繁に用いられます。この純度のゴールドは日常的に使用するアイテムに最適であり、強度が求められる工業向けの用途にも適しているのが特徴です。

一方で24金は純金であり、その資産価値の高さから主に投資用のインゴットや金貨に加工されます。たとえば、カナダ政府が発行する「メイプルリーフ金貨」のように、高い信頼性があり世界中で広く流通している金貨の多くは、24金で製造されているのです。




2. 【比較】18金と24金のメリットとデメリット

ここからは、18金と24金それぞれのメリットとデメリットについてみていきましょう。どちらが適しているか迷った際の判断基準にすることをおすすめします。

18金24金
メリット硬くて耐久性がある
バリエーションが多い
加工しやすい
資産価値が高い
劣化しにくい
アレルギー反応が出にくい
デメリット24金よりも資産価値が低い
アレルギー反応が出る可能性
変色する可能性
柔らかく傷つきやすい
価格が高い
持ち運びに適していない

宝飾品としてコレクションするなら、その耐久性や加工性、デザインの多様性から18金が推奨されるでしょう。ただし、肌に合うかどうかの確認や、適切な手入れを施す必要があります。

一方、資産として保有するなら24金が最適です。さらに、アレルギーが気になる人向けの宝飾品にも適しているでしょう。






18金のメリット

18金の最大のメリットは、その耐久性と加工しやすさにあります。24金に比べ硬度が高く、日常使いのアクセサリーとしても優れているのがメリットです。傷や変形に強いため、長期間美しい状態を保つことができます。

また、18金は金以外の金属を配合することで色のバリエーションが豊富になるため、消費者の多様なニーズに応えることが可能です。加工のしやすさも18金の大きな利点で、複雑なデザインの宝飾品製作にも適しています。

金属の硬さは「ビッカース硬度(Hv)」という単位で表されますが、18金と24金の硬度はそれぞれ以下の通りです。

■ 18金:120Hv以上
■ 24金:約22Hv

ビッカース硬度は数字が大きければ大きいほど硬いということになります。18金のビッカース硬度は割金の種類や割合で左右されますが、24金と比較すると大きく差があることがわかるでしょう。




18金のデメリット

18金のデメリットとしては、まず純度が24金に比べ低いため、資産価値がやや低くなる点が挙げられます。とはいえ75%以上の金含有率があるので、資産としての価値がないわけではありません。

また、18金は金以外の金属を含む合金であるため、アレルギー反応を引き起こすリスクにも注意が必要です。ニッケルやパラジウムなど、アレルギー反応を起こしやすい金属が含まれている場合は、人によっては肌に合わないこともあるでしょう。

さらに、18金は変色する可能性もあります。これは含まれている銀が硫化して黒ずんだり、銅が酸化して変色したりするためです。ただし適切な手入れをおこなえば、これらの変色や黒ずみもきれいにできます。




24金のメリット

24金の最大のメリットは、その高い資産価値にあります。金の中で最も純度が高いため投資対象としての魅力が高く、長期間にわたりその価値を保持しやすいです。純金であることから変色や腐食などが起こりにくく、ほかの金属と比べて保管が容易である点も大きな利点でしょう。

また、金はアレルギー反応を引き起こしにくい素材として知られています。24金は純金であるため、18金よりもアレルギー反応のリスクが低く、アレルギーの心配が少ない点も魅力です。




24金のデメリット

24金のデメリットは、高純度ゆえの柔らかさとそれに伴う傷つきやすさです。

純金は非常に柔らかく加工しやすい反面、日常的な使用により容易に傷がついてしまうため、実用的なジュエリーやアクセサリーとしての使用が限定されます。この柔らかさは、18金のような耐久性が求められる用途には不向きです。
また、24金は資産価値が高いぶん、購入時の価格も非常に高く設定されています。高価でありながら丁寧な扱いを要する24金は、保管や取り扱いにおいても特別な注意が必要とされるでしょう。そのため、日常的に持ち歩くことには適していないというデメリットもあります。




3.【知識がなくてもできる】金の見分け方は?

所持している金の種類や真贋を確認するための方法はいくつかありますが、素人では判断できないケースも多いです。ここからは、専門家でない方がおこなえる範囲での判別方法を紹介していきます。

■ 刻印で見分ける方法
■ 色味を確認して見分ける方法
■ 磁石を当てて見分ける方法

粗悪品の中には、14金なのに「K18」で刻印を施したり、パーツなどの細やかな部分に金以外の素材を使用したりするケースもあるため、十分注意しましょう。




刻印で見分ける方法

まず確認するべきポイントは「刻印の有無」です。一般的に、金製品には先ほど紹介した「K(カラット)」による刻印が施されていますが、ほかにも18金や24金を表す刻印があります。

【18金を表す刻印】
K18
750
K18PG
K18WG など

【24金を表す刻印】
K24
999.9
FINE GOLD など


「750」や「999.9」は金の含有率を1000分率で表したもので、海外製の正規品に多く使われている刻印です。また18金のカラーゴールドの場合は、頭文字を取って「K18PG」などと刻印されています。

さらに、含有率の低い10金(K10)や14金(K14)なども存在しているため、混同しないよう注意しましょう。これらはジュエリーに用いられることが多く、K18よりも安い価格で取引されています。

注意が必要な刻印と刻印がないケース

以下の刻印が施されている場合は注意が必要です。

■ K18GP
■ 18K
■ 24K

「K18GP」は「Gold Plated」の頭文字であり、金メッキであることを意味しています。金メッキは、金を薄く伸ばしたものを別の金属に貼り付けているだけなので、金のような価値はありません。

また、刻印がないものに関しても注意する必要があります。刻印は金の純度を確認するための重要な手がかりなので、刻印がないものを素人が判断するのは難しいでしょう。専門性の低い買取店などでは、査定を断られてしまう可能性もあります。

ただし、体積の計測や熱伝導率などで正しく純度を測れる技術と知識があれば、刻印がなくても買取可能です。刻印部分が潰れてしまったり、破損して紛失してしまったりした場合は、専門性の高い買取業者にみてもらうことをおすすめします。




色味を確認して見分ける方法

18金と24金の違いでも紹介しましたが、金の色味は純度によって異なります。そのため、色味に着目することで見分けるのも1つの方法です。

たとえば24金は色が濃く山吹色に近いオレンジ系の色味をしていますが、18金、14金と純度が下がれば下がるほど明るい黄色へと変化します。さらに10金まで下がると、配合される銅の割合が高くなることから、鈍く暗い色へと変わる傾向があるのです。

そのため、色味に違和感を覚える場合は一度査定に出し、真贋確認をおこなった方がいいかもしれません。




磁石を当てて見分ける方法

最後に紹介するのが、磁石を当てて見分ける方法です。金は磁石にくっつかない性質を持っているため、磁石を当ててみると金かそれ以外の金属か簡単に見極めることができます。

ただし、磁石にくっつかないのは金だけではありません。シルバーやスズ(錫)も金と同様に磁石には反応しないため、この金属を使った金メッキだと判別できない可能性があります。




4.まとめ

金はその純度によって種類が分けられており、価値や用途が異なる特徴があります。24金の方が高価ですが扱いづらく、どちらかというと資産として保管するのに適している金属です。

一方18金はやや質は下がるものの、硬くて傷付きにくいため日常使いに適しています。それぞれのメリット・デメリットをしっかり把握して、自分のニーズに合った方を選ぶことが大切になるでしょう。

また、金は近年価格が高騰していることもあり、粗悪品や偽物が多く出回っているため、購入時は十分注意する必要があります。買取に出す場合は損をすることのないよう、専門性の高い買取店や質屋に真贋査定を依頼するのがおすすめです。

金を高く売るならブランドファンへ!

金買取についての詳細はこちら

ブランド品、時計、宝石や貴金属の買取なら実績豊富なブランドファンにお任せください。熟練の鑑定士がお客様の大切な品物を査定いたします。
【LINE】・【電話】・【メール】全て無料査定で【店頭】・【宅配】・【出張】買取強化中!
価値を知りたい品物がございましたら、気軽にご相談くださいませ。皆様からのお申込み、心よりお待ちしております。
button