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クリソベリルキャッツアイはどんな宝石? 価値や効果、石言葉について解説

クリソベリルキャッツアイは、猫の目のように見える特徴的な「キャッツアイ効果」を持つ珍しい宝石です。この記事では、クリソベリルキャッツアイの特徴や成り立ちなどの魅力を多角的に紹介していきます。


また、クリソベリルキャッツアイと一般的なキャッツアイの違い、評価基準や買取相場についても解説していきますので、その魅力と秘密をこの記事でぜひ探ってみてください。




1.【性質や特徴】クリソベリルキャッツアイとは?

「クリソベリルキャッツアイ」は、その名前が示す通り、猫の目のような光沢と反射を持つ美しい宝石です。その独特の美しさと珍しさから、ジュエリーとしても人気があります。

クリソベリルキャッツアイの基本情報は以下の通りです。

宝石名(英名) クリソベリルキャッツアイ
和名猫目金緑石(ねこめこんりょくせき)
猫眼石(ねこめいし)
猫晴石(びょうせいせき)
主な構成元素ベリリウム・酸化アルミニウム
モース硬度8.5
原産地ブラジル・スリランカ・ロシアなど

クリソベリルキャッツアイは、ハニーミルク色の「クリソベリル石」から派生する宝石です。瞳のような独特の模様は、内部の微細な結晶線状のインクルージョンより生じます。まずは、クリソベリルキャッツアイの性質や特徴から見ていきましょう。

クリソベリルキャッツアイの特徴

「クリソベリルキャッツアイ」は、猫の目に似た光の反射である「シャトヤンシー」を持っており、光を当てると一条の光を放ちます。「クリソベリル」という鉱物から作られる半透明の宝石で、小さな内包物がカボションカットを施すことで平行に並び、独特の模様が現れるのです。

クリソベリルキャッツアイのカラーバリエーションは幅広く、はちみつ色・オレンジ・ブラウン・ライムグリーンなどが存在します。特にハニーミルクは高い評価を得ています。

クリソベリルとは

クリソベリルキャッツアイの元となる「クリソベリル」は、酸化アルミニウムにベリリウム元素が加わった酸化鉱物です。単体ではコランダム(ルビーやサファイアの鉱物名)として知られています。

この結晶は、黄緑色・緑色・褐色などのさまざまな色調と透明度を持ち、火山性のペグマタイト変成岩と共に採掘されるのが特徴です。

クリソベリルの中には、猫の目効果と呼ばれる「シャトヤンシー」を呈するものがあり、この効果はベリルやトルマリン、アパタイトなどの他の宝石でも見られます。その中で最も美しいシャトヤンシーを持つ宝石が、クリソベリルキャッツアイです。

シャトヤンシーとは

「シャトヤンシー(猫目効果)」は特定の光学現象で、このシャトヤンシーが最も効果的に美しく現れる宝石がクリソベリルです。この効果は、内包物の条件さえ揃えば他の宝石でも現れますが、クリソベリルに見られるシャトヤンシーの美しさは比類がありません。

クリソベリルには、針状の「ルチル」の結晶が含まれることがあり、このルチルが束になって繊維状のインクルージョンを形成します。インクルージョンに入射した光が、インクルージョンに対して直角方向に一本の光の帯を描いて反射することを「シャトヤンシー」と呼ぶのです。

シャトヤンシーは「猫目(キャッツアイ)効果」とも呼ばれ、この効果を発揮するクリソベリルのことをクリソベリルキャッツアイと呼びます。

なかでも、絹光沢のような質感の黄緑がかった褐色に、白い光の帯を映し出すクリソベリルキャッツアイは特に見事です。はちみつ色のボディにミルクの河のようなラインであることから「ハニーミルク」と呼ばれています。

・クリソベリルキャッツアイとキャッツアイの違い
「キャッツアイ」という用語は、猫の瞳のように光を反射する宝石の特性を表す言葉です。この効果はさまざまな種類の宝石にみられるもので、ベリル・トルマリン・アパタイトなども含まれます。

「クリソベリルキャッツアイ」は、その効果が特に際立っている宝石であるため、一般的に「キャッツアイ」というとこの宝石を指すことが多いようです。

クリソベリルキャッツアイとほかのキャッツアイ宝石との最大の違いは、独特の「シャトヤンシー」が見られるかどうかだといわれています。また、クリソベリルキャッツアイは、他の宝石に比べて色のバリエーションが多いのが特徴です。




2.クリソベリルキャッツアイの意味と効果

ここからは、クリソベリルキャッツアイに込められた意味と効果について、詳しく紹介していきます。2月の誕生石としても知られるクリソベリルキャッツアイは、贈り物としても人気があり、大切な人や自分へのプレゼントとしても注目されている宝石です。

クリソベリルキャッツアイを手に入れる前に、ぜひその意味や効果についても知っておいてください。

クリソベリルキャッツアイの別名と和名

クリソベリルキャッツアイは、世界中で親しまれている宝石です。英語圏では「Cat’s Eye Chrysoberyl」と呼ばれており、日本では「猫目石」や「猫晴石」「猫目金緑石」などの名前でも知られています。

これは、クリソベリルキャッツアイの光源効果が猫の目を思わせるような鮮やかな光の線であることに由来しているのです。ほかにも、スリランカやインドなどの一部の原産地では「ハニーミルク」と呼ばれることもあります。

クリソベリルキャッツアイの石言葉と誕生石

クリソベリルキャッツアイは、2月の誕生石として知られており、2月に生まれた人への贈り物や、自分へのご褒美としても重宝されています。また、第三の眼に例えられることから、真実を見抜く力とも関連付けられているようです。

クリソベリルキャッツアイの主な役割には、以下のようなものがあります。

■ マイナス感情を取り除く
■ 出世運を高める
■ 幸運を引き寄せる
■ 魔除けのお守り

クリソベリルキャッツアイは、「守護」や「慈愛」の石言葉を持っており、これらの言葉はこの石は持つとされる包容力や守護的な力を象徴しています。持ち主をさまざまなマイナス感情から守り、幸運を引き寄せる力があるとされているのです。

クリソベリルキャッツアイのパワーストーンとしての効果

クリソベリルキャッツアイには、パワーストーンとしてのさまざまな効果が期待されています。古来より魔除けや幸運を引き寄せる石とされ、猫の目のような縦のラインが「第三の眼」の象徴のように見えることから、「サードアイ」を開眼させ真実を見抜く力を授けると信じられているのです。

また、クリソベリルキャッツアイは、さまざまな価値観を受け入れ、和をもたらす力を持つといわれています。寛大な心を授け、未来を見通す力やチャンスを見逃さない力が身に着くのです。そのため、クリソベリルキャッツアイは以下のような人におすすめです。

■ 経営者やリーダーシップを求められる人
■ 人間力を向上させたい人
■ 明るい気持ちを保ちたい人
■ 自己を正しく見つめ直したい人
■ 事業の拡大を望む人
■ 運気の流れを変えたい人
■ 心を寛大にしたい人




3.【歴史や産地】クリソベリルキャッツアイの生い立ち

クリソベリルキャッツアイは、古代ローマ時代から知られる宝石です。東洋では先見の明をもたらすと信じられ、スリランカでは悪魔から身を守る魔除けの石として重宝されていました。ここからは、クリソベリルキャッツアイの持つ歴史や、主な産出地についてみていきましょう。

クリソベリルキャッツアイの歴史

クリソベリルキャッツアイの歴史は古く、特にアジア地域では長い時間をかけてその価値が認識されてきました。クリソベリルキャッツアイの鮮やかな光沢と、その中に現れるシャトヤンシー効果が魔除けの力や真実を見抜く力を持つとされ、古代より高く評価されてきたのです。

近代以降は、科学的な分析によってクリソベリルキャッツアイを形成する元素が明らかになりました。さらに、シャトヤンシーが針状のルチル結晶を内包することによって起こることも解明されています。これらの発見がクリソベリルキャッツアイへの理解を深め、その美しさと特性を世界中に広める一助となったのです。

クリソベリルキャッツアイと日本

クリソベリルキャッツアイは日本での人気も非常に高い宝石です。特に大戦後の国際宝石市場では、ダイヤモンド・オパール・ヒスイと並んで日本人の消費量が多い宝石の1つとされていました。その購買力は、クリソベリルキャッツアイの国際相場を引き上げ、時には世界相場を形成するほどだったといわれています。

この事実は、1960年に開催された東京オリンピック後の好況期に関する具体的なエピソードとして挙げられます。当時の日本の首相である池田勇人は、当時セイロンだったスリランカに訪問した際、家族へのお土産としてクリソベリルキャッツアイを購入しました。

その購入価格は1,000万円余りだったとされており、当時の新聞の話題にもなったそうです。この話からも、クリソベリルキャッツアイが日本でどれほど高く評価されていたかがわかります。

クリソベリルキャッツアイの産地

クリソベリルキャッツアイの産地は世界中に広がっていますが、その発見の歴史は現在も明確にはなっていません。最初にクリソベリルキャッツアイが発見されたのはブラジルであったのではないかと考えられていますが、具体的な資料は見つかっていないのです。

かつてはスリランカのラトナプラ地方が最初の商業産出地として盛んでしたが、1980年代ごろにはほぼ枯渇してしまいます。その後、ブラジルのミナスジェライス州アメリカーナ渓谷地域が主な産地となり、21世紀にはマダガスカルのイラカカ地方が最大の供給地となりました。

現在では、ロシア・ブラジル・スリランカ・マダガスカル・インド・タンザニア・モザンビーク・中国などが主要な産地です。これらの地域から産出されるクリソベリルキャッツアイは、それぞれ異なる特徴と魅力を持っています。




4.【相場】クリソベリルキャッツアイの価値

最後に、クリソベリルキャッツアイの相場や価値について紹介していきます。これからクリソベリルキャッツアイを購入しようと考えている人や、既に持っていて売却を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

クリソベリルキャッツアイの評価基準

クリソベリルキャッツアイの評価基準は、大きく以下の2点です。

■ 色
■ 透明度

特に重要なのが石の中央に現れる「キャッツライン」で、これが鮮明であり、石を二分するように走っていれば高く評価されます。また、以下の要素も評価に加味される形です。

■ 大きさ
■ カラット数
■ カット方法
■ 傷の有無
■ デザイン性
■ 産出国

一般的に、カラット数が高い・色が濃い・結晶や気泡が少ないほど高評価です。デザイン性については流行に影響を受ける形で、産地については色の濃さやインクルージョンの違いで価格が変動します。

ここでは主な評価基準である色と透明度について解説していきます。

・評価基準①色
クリソベリルキャッツアイの色は、宝石の価値に大きく関わります。最も人気が高いのは「ハニーミルク」と呼ばれる、ハニーイエローと乳白色のキャッツラインが現れる宝石です。また、青りんごのような鮮やかな色味を持つ「アップルグリーン」や、明度の高い黄色である「レモンイエロー」も評価されています。

さらに、色の濃淡も評価に影響する傾向です。色が薄すぎたり、逆に暗すぎたりしても評価が下がってしまいます。産地によっても色合いに差があり、中でもスリランカやブラジル、そして最近ではマダガスカル産が良質なクリソベリルを産出している傾向です。

・評価基準②透明度
クリソベリルキャッツアイの評価基準としては、透明度も重要なポイントです。これは宝石の内部のクリアさを示し、シャトヤンシーの明瞭さに大きく影響します。

このキャッツアイ効果を生み出すのは、宝石内部のインクルージョンです。しかし、インクルージョンが多すぎるとその分透明度が損なわれてしまい、宝石全体の美しさも損なわれる可能性があります。

そのため、シャトヤンシー効果が鮮やかに現れ、かつ透明度が高いものが良質なクリソベリルキャッツアイとして扱われているのです。このバランスが良い石ほど評価が高くなります。

クリソベリルキャッツアイの買取相場

以下はクリソベリルキャッツアイの買取相場です。ランクによって金額が変動するため、あくまでも目安金額としてお考え下さい。

カラット Sランク
濃色
インクルージョンなし
Aランク
やや濃い色
わずかなインクルージョン
Bランク
普通の色
わずかに濁りあり
Cランク
薄いまたはやや黒い
透明度なし
Dランク
かなり薄いまたは黒い
かなり濁っている
1.0ct1~2万円5千~1万円2~3千円700~千円100円~
3.0ct5~7万円3万円1~2万円3~4千円500~千円
5.0ct10.5~15万円7~10万5万円5千~1万円500~3千円

上記の表からもわかるように、ランクによって値段はかなりピンキリです。クリソベリルキャッツアイの売却ご検討でしたらまずはお気軽にご相談下さいませ。




5.まとめ

クリソベリルキャッツアイは、特有の光学現象であるシャトヤンシー効果が特徴的な宝石です。主要な産地はブラジル・スリランカ・ロシア・マダガスカルなどですが、近年ではマダガスカルが最大の供給地として注目されています。

クリソベリルキャッツアイの評価基準は色と透明度で、なかでもハニーミルクと呼ばれるカラーリングが最も高く評価されているようです。ただし、グリーンやイエローなど、幅広いカラーの宝石も存在するため、自分に合ったものをチョイスすることをおすすめします。

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