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アレキサンドライトとは|誕生石や石言葉、気になる価格は?

アレキサンドライト(Alexandrite)は光の加減で色が変わり、「昼のエメラルド」「夜のルビー」と呼ばれ、二面性をもつ魅惑の宝石とされています。
ダイヤモンドと並んで「宝石の王様」とも呼ばれることがあるほど希少性が高く、宝石の中でも特に高級で、ネックレスやピアス、リングなどの装飾に使われています。
この記事では、アレキサンドライトの由来や石言葉、価値の決まり方や原石の主な産地などをご紹介します。
また、アレキサンドライトのお手入れ方法や買取に出すときのポイントも解説しますので、売却しようか検討している方はぜひご覧ください。






1.アレキサンドライトとは

アレキサンドライトは、クリソベリルの変種鉱物で、ベリリウムとアルミニウムから構成される酸化鉱物です。
10段階で評価される鉱物の硬さを表す「モース硬度」は8.5で、ダイヤモンド・ルビー・サファイアなどに続く硬さを持っています。

あまり有名ではありませんが、実はアレキサンドライトは結婚記念石に指定されています。
よく耳にする結婚記念日は「25年目の銀婚式」や「50年目の金婚式」ですが、これ以外にも結婚記念日はいくつか存在し、それぞれに結婚記念石も指定されているのです。
アレキサンドライトの和名は「金緑石(きんりょくせき)」で、45年目の「金緑婚式(きんりょくこんしき)」の結婚記念石です。
そのため、45年間ともに歩んできたパートナーへのプレゼントとして、アレキサンドライトは最適と言えるでしょう。

また、アレキサンドライトは濃い緑や赤い輝きを放つ、深く落ち着いた色合いをしています。
ですので、ジュエリーではデイリー使いしやすいネックレスが人気です。
パーティーなどの華やかなシーンで身に着ける場合は、ダイヤモンドで取り囲んだゴージャスなデザインを選んでみましょう。




2.アレキサンドライトの歴史や由来

アレキサンドライトは1830年に、ロシアのウラル山脈にあるエメラルド鉱山で発見されました。
ロシア帝国皇帝・ニコライ1世に献上された1830年4月29日は、偶然にもロシア皇太子・アレクサンドル2世の12歳の誕生日であったことから、お祝いの意味を込めてこの名がつけられました。

アレキサンドライトは、光の種類によって色が変わって見える「変色効果」を持っています。
太陽や蛍光灯など寒色系の光に当たると青緑色に見えることから「昼のエメラルド」、ロウソクや白熱灯などの暖色系の光で照らすと赤や紫に輝くため「夜のルビー」と称されるようになりました。
緑と赤の2色の軍服を着用していた当時のロシア軍人にとって、同じ色を持つアレキサンドライトには特別な価値があると考えました。
危険を察知でき、身を守ってくれるお守りの石として、肌身離さず身につけていたようです。
その後、ロシア皇帝御用達のジュエラーであるカール・ファベルジェや、アメリカのティファニーがアレキサンドライトを用いたアクセサリーを製作したことで、有名な宝石として名を馳せるようになりました。




3.新たに6月の誕生石に追加

アレキサンドライトは、日本ではつい最近になって真珠やムーンストーンと並び、6月の誕生石に認定されたことをご存じですか?
それまでGIA(米国宝石学会)では認定されていたのですが、日本では非公認となっていたのです。
2021年12月に全国宝石卸商協同組合が誕生石の改定を提案し、日本ジュエリー協会・山梨県水晶宝飾協同組合から同意が得られたため、6月の誕生石としてアレキサンドライトが追加されました。

アレキサンドライトは変色効果により二面性の特徴があり、双子座生まれの人も二面性を持っていると言われています。
双子座は5〜6月の星座ですので、アレキサンドライトが6月の誕生石に認定された理由に納得ができるでしょう。
6月生まれの方へのプレゼントに誕生石を選びたいなら、アレキサンドライトを検討してみることをおすすめします。




4.アレキサンドライトの意味や石言葉

アレキサンドライトの石言葉には「秘めた想い」「高貴」「情熱」「栄光」「出発」があります。
人が内に秘めているパワーを解放し、周囲に流されることなく信念を貫いて生きる意志の強さを表している石です。
「リーダーシップを発揮したい」「創造力を発揮したい」「自己成長したい」という方に向いています。
「成功やチャンスを掴む贈り物」として、転職や引っ越しなどで環境が変わる人や大切な人にプレゼントするのもおすすめです。

また、アレキサンドライトは色に二面性があるため、表に出ている性質とは別の魅力を持っているという意味があります。
自分自身でも気づいていなかった、新たな個性を引き出すことができるかもしれないとも考えられます。
「もっと内面を磨きたい」「生まれ変わったかのように新しいことに挑戦したい」という方にも最適です。







5.アレキサンドライトの価値の決まり方

アレキサンドライトは色や透明度などによって価値が変わります。
どのように価値が決められているのか、項目ごとに解説します。

5-1.カラー
価値の高いアレキサンドライトは、日光に当てたときには緑色から青みがかった緑色、白熱光に当てたときは赤色から紫がかった赤色に輝きます。
色が濃ければ濃いほど価値は高くなり、緑色と赤色の差がしっかり現れているものが良質とされます。

5-2.クラリティ
良質なアレキサンドライトは、インクルージョン(内包物)がほとんどありません。
インクルージョンとは宝石が生まれる過程で内部に混ざった汚れ・気泡・ひびなどのことで、インクルージョンが多いとクライティは下がるとされています。
まれに、平行に並んでいるたくさんの針状のインクルージョンにより、猫の目のように見えるキャッツアイという現象が生じます。
キャッツアイ効果はインクルージョンの一種ではありますが、美しい輝きを見せるため価値が高いです。

5-3.カット
アレキサンドライトのカットは、ブリリアントカットのクラウンとステップカットのパビリオンが合わさった、ミックスカットが一般的です。
カットによって宝石の色や輝きが変わって見えるため、カットの質が悪ければ一気に価値が下がってしまいます。

5-4.カラット
ほとんどのアレキサンドライトのカット石は、重量が1カラット未満と非常に小さいです。
他の宝石と同様に、大きければ大きいほど、より高品質なほど劇的に価格が上昇します。




6.アレキサンドライトの代表的な産地ごとの品質

現在ではミャンマー・インド・スリランカ・マダガスカル・タンザニア・ジンバブエ・ブラジルなど世界中で見つかっていますが、ウラル山脈産のものが最高品質であり、アレキサンドライトの品質基準とされています。
アレキサンドライトは産地や大きさによって色合いや透明度がわずかに異なるため、自分の好みに合った逸品を選べることが魅力です。

アレキサンドライトが初めて発見されてからわずか60年後の1890年頃になると、ロシアのアレキサンドライトは掘り尽くされて枯渇してしまいました。
時を超えて1987年になるとブラジルで発見されたため、世界中で需要が急上昇して人気を博しますが、現在はブラジルでも枯渇しています。
ブラジル産のアレキサンドライトは、ロシア産に匹敵するほど美しいカラーのものが採れたことから、ロシア産とブラジル産のものは大変価値が高いとされています。

スリランカ産のアレキサンドライトは、ロシア産のものと比較すると大粒なものを産出する傾向がありますが、カラーがあまり良くありません。
茶色っぽい赤色から薄くて黄色みがかった緑色へと変色すると言われており、品質としてはブラジル産のものほど高くないものが多いです。

アレキサンドライトの供給量は現在では非常に少なく、高品質な発色のものはさらに希少です。
アレキサンドライトの産出量は年々減っているので、今後も稀少価値は高まり続け、相場価格が上がるかもしれません。




7.アレキサンドライトのお手入れ方法

アレキサンドライトのモース硬度は8.5で、宝石の中では比較的頑丈です。
傷つきにくい・欠けにくい・割れにくいという性質があるので、過度に神経を尖らせてお手入れをする必要はありません。

お手入れ方法は、乾いた柔らかい素材の布で、丁寧に撫でながら表面の汚れを拭き取ることがおすすめです。
どうしても細かい部分に詰まった汚れが気になるようであれば、温かい石鹸水できれいに洗い流してください。
汚れがひどい場合は、毛が柔らかいブラシを使って、ゴシゴシと力強くこすらないように優しく磨きます。
汚れをぬるま湯で洗い流したら、乾いた柔らかい布でしっかりと水分を拭き取りましょう。




8.アレキサンドライトを買取に出すときのポイント

アレキサンドライトを売りたい場合は、なるべく早く買取に出すことをおすすめします。
上記で紹介したようにお手入れをすれば保存状態は少しは良くなりますが、それでも紫外線や皮脂などによる経年劣化は免れません。
アレキサンドライトはこうしている間にも徐々に劣化が進んでいるので、少しでも高い買取価格にしたいのであれば、今以上に劣化させないためにも早めに査定員に見せましょう。

弊社では宝石に関する知識や査定技術を充分に身に着けている査定員がおりますが、買取時には鑑別書が付属している事が望ましいです。少しでも高く売りたい方はぜひ鑑別書をチェックしてみてください。




9.アレキサンドライトまとめ

アレキサンドライトは、晴れた屋外では緑色に輝き、室内では赤色に輝く二面性を持った不思議な宝石です。
表情の異なる美しさを見せるアレキサンドライトは、変色効果を持つ宝石の中で最も希少とされて重宝されています。
アレキサンドライトの神秘的な色味は、誰もが感動を覚えて魅了されるほどで、持っていると意欲が湧いてきたり新しい自分を発見できたりといったパワーを秘めています。
ロシア産のものが最高品質とされ、ブラジル産やスリランカ産のものも有名で、産地によって色味が異なることが特徴です。

お手持ちのアレキサンドライトを売ろうか悩んでいる場合は、経年劣化を防ぐためにも早めに査定に出すことをおすすめします。

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