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サファイアを知りたい!神話や石言葉、価値と魅力について

古くから多くの神話や伝承に登場し、宝石の王と称されているサファイア。この記事では、サファイアの魅力や込められた意味、身につけると得られる効果などの基本情報について解説していきます。

一般的なブルーサファイアの特徴や多彩なファンシーサファイア、さらにサファイアの成り立ちについても詳しく説明していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。





1.【基本情報】サファイアとは?

サファイアは「世界四大宝石」のうちの1つと称され、その美しい色合いと硬度から高く評価されているジュエリーです。ダイヤモンド・ルビー・エメラルドと並ぶプレミアムな存在として扱われています。

サファイアの基本情報については、以下をご覧ください。

宝石名(英名) サファイア
和名蒼玉・青玉・鋼玉
主な構成元素コランダム
モース硬度9
原産地タイ、ミャンマー、スリランカ、ナイジェリア
富山県・岐阜県など
石言葉誠実
青・緑・黒・桃・黄・橙・無色・褐色

サファイアといえば一般的には深い青色を思い浮かべますが、実は青だけでなくピンクやイエローなど、さまざまな色のサファイアが存在します。サファイアの産地はタイやミャンマー、スリランカ、ナイジェリアなどが多いですが、日本の富山県高沼・岐阜県苗木などでも採掘されています。

まずは、サファイアの基礎知識から見ていきましょう。




2.サファイアの特徴や性質

サファイアの最も顕著な特徴は、その硬さと美しい色彩です。サファイアは科学的には「酸化アルミニウム(AI203)」という化合物で、その中に微量の他元素が混ざることでさまざまな色を呈します。青色のサファイアは鉄とチタン、ピンク色のものはクロムが混ざっていることが一般的です。

またサファイアは結晶構造としては「三方晶」系に属しており、主に柱状の結晶を形成します。その硬度は非常に高く、モース硬度ではダイヤモンドに次ぐ数値です。モース硬度は鉱物の硬さを測るための数値で10が最大値です。傷つきにくさと耐久性があるサファイアは、スマホやウェアラブル端末などに使われる「サファイアガラス」として産業用途にも使われています。

さらにサファイアは紫外線を吸収する性質を持っているため、身につけると紫外線から肌を守る効果があるのです。ジュエリーとして身につけるだけでなく、健康に対する効果も期待できます。

天然のサファイアについて

天然のサファイアは地球内部の高温・高圧環境下で生成されます。主にアルミニウム酸化物と微量の他元素(チタンや鉄・クロムなど)が化合してできるのが特徴です。これらの元素が結晶化する過程で、サファイアの色は変化します。

サファイアの結晶は何百万年もの時間をかけて形成されるものです。最終的には火山活動などによって地表に運ばれて採掘されます。

人工のサファイアについて

人工のサファイアは美しさや耐熱性、硬度の高さから多様な産業で活用されています。化学式は自然界のサファイアと同等でアルミニウム酸化物から生成されますが、人の手によって製造過程の管理がおこなわれるため、色や透明度が一定なのが特徴です。

人工サファイアには2000度程度までの高い耐熱性があり、工業的には溶鉱炉の窓や半導体の基板などに使われています。また高い硬度を活かしてボールペンの先端やレコードの針、時計のカバーレンズなどの日常品にも使われているのです。

さらにジュエリーとしても高い評価を受けています。自然のサファイアと同じ美しさを持ちつつ、手ごろな価格で入手できることから多くの人々に愛されている宝石です。




3.サファイアの種類と色別の特徴

サファイアは「コランダム」と呼ばれる鉱物の一種です。赤色のコランダムは「ルビー」と呼ばれる宝石として扱われますが、それ以外のものはサファイアに分類されます。コランダムがサファイアやルビーと同じ鉱物であると認識されるようになったのは18世紀以降です。

ここからはサファイアの種類と色ごとの特徴について詳しくみていきましょう。

ブルーサファイアとその特徴

ブルーサファイアはその深く美しい青色が特徴的な宝石で、サファイアの中でも最も一般的な種類です。その色彩は天空や地球の青さを象徴し、古代より「神に最も近い石」として重宝されてきました。19世紀以前は青いコランダムに対してのみサファイアという名前を用いていたため、現在でも「サファイア=青」のイメージが強く残っています。

ブルーサファイアの青色はコランダムに微量の鉄とチタンが含有されることによって生じるものです。鉄とチタンの含有量がわずか数パーセント増えるだけで、サファイアの色は明るい青から深い青へと変化します。
特に青色の深さは鉄の含有量に直結しており、鉄が多いほど青色が深くなる傾向です。ブルーサファイアはその美しさと高貴さから、多くのジュエリーに使用されています。

サファイアの名前はラテン語で「青」を意味する「サッピールス(sapphirus)」から派生したものです。この名前はサファイアの持つ青い色合いが特徴的であることを示しており、ブルーサファイアが広く知られている理由の1つでもあります。
さらに日本でもその鮮やかな青色を表現した「青い玉」という意味の「蒼玉(せいぎょく)」の別名で呼ばれているのです。これらの名前はサファイアの持つ多種多様な色相の中で、特に青色が印象的であることを強調しています。

ブライダルジュエリーとしてのサファイア

ヨーロッパに古くから伝わるジンクスに「サムシングフォー」というものがあります。花嫁が4つのあるものを身につけると幸せになれるというものです。

「サムシングブルー」はそのうちの1つで、誠実さの象徴である青色のアイテムを純白のドレスにこっそり取り入れます。そのうちのアイテムの1つとして、青いサファイアを埋め込む人も多いようです。

またサファイアの持つ石言葉に由来して、結婚指輪だけでなく婚約指輪に用いるケースもあります。実際に英国王室ではサファイアが婚約指輪や王冠・ティアラなどに用いられており、ダイアナ元妃の婚約指輪もサファイアでした。

サファイアのその他の色と特徴

サファイアの魅力はその豊かな色彩にあります。実はブルーだけでなく、パープル・ピンク・グリーン・イエローなど、虹のようなさまざまな色相を持っているのです。このカラーバリエーションはコランダムに微量の元素が混ざることによって生じるもので、ブルー以外のサファイアは総じて「ファンシーサファイア」と呼ばれます。

たとえばイエローサファイアは微量の鉄、ピンクサファイアは微量のクロムが含まれることで生成されるのが特徴です。ホワイトサファイアはほとんど無色でクリアな透明度を持っています。他にもさまざまな色のサファイアが存在しており、それぞれ独特な魅力を放っているのです。

サファイアの種類

ここからは説明したサファイアの中でも特に価値が高いとされている種類の宝石について紹介していきます。以下のサファイアは希少性が高く美しいことから、高価な宝石として扱われているものです。

・パパラチアサファイア
・スターサファイア
・バイオレットサファイア

それぞれ詳しくみていきましょう。

パパラチアサファイア

「パパラチアサファイア」は「蓮の花」を意味するサファイアです。その名の通り、ピンクとオレンジの中間色を持つ非常に美しく希少な宝石として知られています。その色合いはクジャクのようにカラフルで、独特の輝きを放つため、宝石愛好家に特に人気です。

パパラチアサファイアは産出量が非常に少なく高価なため、世界中からその希少性が認められています。この魅力的な色彩と希少性がパパラチアサファイアを特別な存在にしているのです。

スターサファイア

「スターサファイア」はその名の通り光を当てると「星のような6本の線が現れる」という特徴を持つサファイアです。これはアステリズムと呼ばれる現象で、カボションカットを施した石の湾曲面で見られます。

この現象はサファイアに含まれている細かい針状のインクルージョン(内包物)から反射した白色光によって生じるものです。ルビーや他の色のサファイアでも見られますが、特にスターサファイアではその効果が際立っています。

バイオレットサファイア

バイオレットサファイアはスミレのような紫色の輝きを放つ希少な宝石です。ブルーサファイアとは異なる高貴な色合いは強いスピリチュアルな魅力を持つとされています。バイオレットサファイアの透明感ある美しい輝きは、紫色の他の宝石と比べても格別な存在です。




4.サファイアの石言葉と効果

ここからはサファイアにまつわる逸話や効果・意味について解説していきます。古来より主に聖職者の間で重宝されてきたサファイアには、どのような効果があると信じられてきたのでしょうか。詳しくみていきましょう。

サファイアの石言葉と効果

サファイアの石言葉は「誠実」「慈愛」「一途」です。これらの言葉はサファイアの持つ神聖なパワーを象徴しています。その純粋な青色は誠実さと一途な想いを連想させ、持つ者に信頼と忠誠心をもたらすといわれているのです。

またサファイアは「貞淑な愛」の象徴でもあり、パートナーとの絆を強固なものにする効果を持っています。古来より浮気心や邪念から人々を保護し、遠ざける力を持っていると信じられてきました。サファイアには、真実を見つけるための手助けをしてくれる効果もあるのです。

サファイアの伝承

サファイアは古来より神の恩寵を受けた「聖なる石」として扱われており、慈愛に満ちたパワーがあると信じられています。これは特にブルーサファイアに関する伝承で、その澄んだ美しい輝きが時の聖職者たちから重要視されてきました。

またサファイアは「哲学者や聖人の石」とされており、神の恩恵や慈愛を受けて精神の再生を促す石としても有名です。聖職者や賢者がサファイアを身につけることによって、その所有者に誠実さや慈悲をもたらし、病を癒して人々を苦しみから解放すると信じられていました。

さらにサファイアは王族や君主を危害やねたみから守る石として伝えられ、リングや冠として古代より重宝されてきました。事実、ローマのカトリック教会では「神の光」の名称で親しまれており、聖職者のリングやイギリス王室の王冠などに使われています。

宝石の世界ではしばしば宝石の中に邪悪が潜むとされていますが、サファイアは静かな慈愛を持つ曇りなき石として現代へと伝えられているようです。

サファイアにまつわる神話

サファイアは古代から数々の神話や伝説に登場し、高い価値を持つ石として扱われてきました。旧約聖書ではモーセに授けられた十戒の石板がサファイアでできていたり、キリストの十二使徒である「聖パウロ」のシンボルであったりと、サファイアが何度も登場しています。

また古代の人々は、「地球は巨大なサファイアの上に存在しており、空の青さはサファイアのブルーが反射したものだ」と信じていました。インドではサファイアに秘薬の力や魔除けの力があるとされ、重宝されていた記録が残っているようです。

さらにビルマの伝説にもサファイアは登場しており、「黄金の女神が勇敢な猫に自身のサファイア色の瞳を与えた」という逸話が残っています。サファイア色の瞳をした猫は「シャム猫」であるとされ、現在もその女神が祀られている寺院を守っているといわれているのです。

これらの神話や伝承から、サファイアが誠実さと忠誠心の象徴であると同時に、平和や喜び、英知を授ける神聖なものとして信じられてきたことが伺えます。




5.サファイアについてのまとめ

サファイアはその耐久性と美しい色彩から、宝石としての価値が非常に高い鉱物です。硬さと傷付きにくさから、ジュエリーだけでなく工業・産業などの用途でも使われています。

空の色を思わせるような美しいブルーサファイアは、神話や伝承にも多く登場し古来より「聖なる宝石」として扱われてきました。現代では多彩な輝きを放つファンシーサファイアとあわせて、ジュエリーとして人気を博しています。サファイアは普段使いから特別なシーンまで、幅広く身につけられる宝石です。

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