「シャネル」ツイードジャケット高額買取のコツを解説！

ツイードはもともと、イギリス貴族が狩猟や乗馬の際に着るジャケットなどに用いられ、もっぱらメンズ用の素材でした。ココ・シャネルが、1920年代に初めてレディースウェアにツイードを取り入れたのです。
ココ・シャネルが好んでスーツに用いたことで、今では「シャネルツイード」という名称が浸透するほど、ツイードはブランドとかかわりの深い素材となりました。
シャネルツイードを語るうえで欠かせないのが、リントン社。
2012年に創立100周年を迎えた、英国の老舗高級生地メーカーになります。
ココ・シャネルは、1920年にリントン社と契約をして以来、シャネルで用いられているツイードはリントン社のものです。
そして1928年にツイード素材のスーツを発表したのが、「シャネルスーツ」になります。
このスーツは瞬く間に世の女性を虜にして、グレース・ケリーといった大女優もこぞって愛用したスーツになります。
※元々、メンズ素材であったツイードをレディースウェアに採用。
シャネルのツイードは、ブランドの黎明期から現在にいたるまで、世の女性たちを魅了してきた素材です。

シャネルのツイードジャケットは販売価格の10％～50％程度で買い取られます。財布やバッグなどに比べるとかなり幅広いですが、ツイードジャケットはデザインの差が激しく、シンプルなものから派手なものまであり、派手でベーシックではないものほど安く買い取られる傾向があります。

販売価格は新品で出たときの物価にもよりますが、おおよそ30万円〜70万円程度なので、3万円～35万円程度で売れる計算になります。販売価格の10％～50％での買取…といっても、年代や素材などを考えれば十分高値で買い取られる洋服になるので、安心してください。

またスポーツラインのコートの場合、販売価格の10％～20％が相場となります。スポーツラインは今は実在しないので、どうしても買い取り価格がメインラインに比べると劣ってしまいます。

シャネルに限らず、ジャケットは売る時期が重要なアイテムです。秋冬の寒い時期にしか着ないアイテムなので、春や夏に持っていっても安く買い取られてしまいます。

というのもですが、特にシャネルといったハイブランドの場合、管理するだけでもお金がかかります。またジャケットはシーズンもので、基本的に秋冬のときにしか着られません。

秋冬に買い取ればすぐにお客さんが買ってくれるので、お金が入るまでが早くなりますが、春夏シーズンに持っていくとお金が入るまで数ヶ月入ることもザラではなくなるので、お金が入るペースも関係しています。

年間でのジャケットの買い取り価格をグラフにしてみました。もっとも高いシーズンを100としたときの、各月の買い取り価格を表しています。

もっともジャケットがよく売れるのは9月です。9月は冬シーズン直前の時期で、「もうそろそろかな」とジャケット購入を検討し始める時期です。

このシーズンにジャケットを買い取っておけば、いますぐ売れることが期待できる＝在庫管理費がかからない　ので、高値で買い取られます。またこのシーズンは純粋にジャケットの需要も増えるので、買い取りキャンペーンを行う買い取り屋さんも多く、その関係でも高騰しています。

その後は時間が経つにつれて低下していきますが、2〜3月は少し高くなります（3月はキャンペーンが終わればグッと下がりますが…。）

多くの2次流通ストアで2〜3月にジャケット買取フェアが行われます。このシーズンになると、気温も高くなってくるのでジャケットを処分する人も増えますが、このタイミングで買取フェアを行うことで、質屋の在庫を増やし、その年の秋冬につなげるのです。

お客さん側からすれば、ちょうど要らなくなった時期にこういった買取フェアが行われていると助かりますし、質屋側からすれば年に一度の「お客さんからジャケットを売りに来てくれる時期」なので、チャンスともいえます。

シャネル買取実績詳細

買取店舗 銀座店
買取時期 2020年09月
当店買取価格161,700円

シャネル買取実績詳細

買取店舗 銀座店
買取時期 2020年06月
当店買取価格186,000円

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