ヴァンクリーフの本物と偽物の見分け方|比較画像で徹底解説
ヴァンクリーフ&アーペルとはフランスに本店を構える高級ブランドです。ヴァンクリーフのジュエリーは人気があるブランドのため、正規品ではない偽物が多く出回っているのも事実です。ヴァンクリーフのアクセサリーを持っている場合、本物か偽物かを見分けににはどうしたらいいのでしょうか。今回は、ヴァンクリーフの真贋を判断する方法について、ヴィンテージアルハンブラの比較画像を加えて詳しく解説します。

1.ヴァンクリーフの本物と偽物の違いを見分ける
ヴァンクリーフの真贋を判断する上で、正規品と贋作の違いや見分け方を知っていれば、真偽をはっきりと見分けることができます。それでは本物と偽物の見分け方について、順を追って解説していきます。
正面の比較


まずは正面の比較をしていきます。貴金属の枠と石の隙間が空いていないか、石がしっかり留められているかなど、実物の細かい部分をチェックしていきます。


画像では少しわかりづらいかもしれませんが、画像の偽物は枠とシェル部分の間に隙間があります。留め方も甘く少し浮いてしまっています。一流の職人が作っているヴァンクリーフでは、石の留め方も非常に綺麗に作られています。
但し、経年劣化や使用状況により、枠が緩くなってしまっている場合もございます。
加えてコピー品のクオリティも年々高くなっているため、正面だけでの判断は非常に難しいです。
但し、経年劣化や使用状況により、枠が緩くなってしまっている場合もございます。
加えてコピー品のクオリティも年々高くなっているため、正面だけでの判断は非常に難しいです。
横から厚みをチェック


横から比較してみると、トップの部分の厚みに違いがあることが分かります。本物は綺麗に仕上げられていますが、偽物はミル打ち(金属のフチの丸い粒)の部分が荒く、側面の研磨も雑に作られています。
細かい部分は高い技術を必要とするため、重要な真贋ポイントになります。
細かい部分は高い技術を必要とするため、重要な真贋ポイントになります。
留め具の違い

ヴァンクリーフに限らず、ブランドジュエリーの留め具は重要な真贋ポイントです。細工が細かいため、コピー品を作ること自体が難しく、粗が目立っています。


赤枠で囲んだ留め具の部分が、しっかりと閉じられていないことが分かります。細かい部分を見ていけば、形や刻印、輪っかの部分にも違いがあります。
また開閉がスムーズに行えるかも必ずチェックしましょう。
また開閉がスムーズに行えるかも必ずチェックしましょう。
重さを比較


今回の比較ではっきりと違いが出たのはネックレス自体の重さでした。
ヴァンクリーフの本物のヴィンテージアルハンブラは.重さ約5gに対し、今回の偽物は4g未満。持った感触も少し軽く感じます。重さにも違いが出るので、しっかりと計量しましょう。
※重量はブランド自体の製法や年代により差異がでるため、確実な真贋方法ではありません。
ヴァンクリーフ買取についてはこちら
ヴァンクリーフの本物のヴィンテージアルハンブラは.重さ約5gに対し、今回の偽物は4g未満。持った感触も少し軽く感じます。重さにも違いが出るので、しっかりと計量しましょう。
※重量はブランド自体の製法や年代により差異がでるため、確実な真贋方法ではありません。
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2.保証書や箱などの付属品の確認
保証書を確認する
まず、手元に鑑定したいヴァンクリーフのジュエリーを用意しましょう。シリアルナンバーが刻印されている箇所を探します。シリアルナンバーの場所は、指輪やネックレス、ブレスレットなどアイテムごとに異なり、同じシリーズであっても刻印が違うこともあり、一概には言えません。
有名なコレクションの中で例を挙げると、アルハンブラネックレスの場合は、留め具にシリアルナンバーが印字されています。フリヴォルリングやアルハンブラリングなどは、指輪の内側に印字されています。
次に、ジュエリーを購入した時に付いてきた保証書を用意しましょう。保証書には、該当のジュエリーのシリアルナンバーが記載されています。保証書のナンバーと刻印のナンバーが一致すれば、そのジュエリーは正規品である可能性が高いと判断できます。
とはいえ、購入時の保証書が手元に残っていない場合もあるでしょう。ネットオークションなど正規店舗以外で購入した場合は、もともと保証書が付いていないことも珍しくありません。
証明書でシリアルナンバーが確認できない場合も、ジュエリーの刻印を確認すれば正規品かどうか見分けられるケースがあります。一般的に、正規品の刻印ははっきりしていて、文字や絵柄がきれいに出ています。
一方、模造品は刻印がはっきり見えづらく、やや雑な印象を受けるのが特徴です。文字が印字されている場合は、正規品は太めの書体で、模造品は細い書体であることも多いです。
有名なコレクションの中で例を挙げると、アルハンブラネックレスの場合は、留め具にシリアルナンバーが印字されています。フリヴォルリングやアルハンブラリングなどは、指輪の内側に印字されています。
次に、ジュエリーを購入した時に付いてきた保証書を用意しましょう。保証書には、該当のジュエリーのシリアルナンバーが記載されています。保証書のナンバーと刻印のナンバーが一致すれば、そのジュエリーは正規品である可能性が高いと判断できます。
とはいえ、購入時の保証書が手元に残っていない場合もあるでしょう。ネットオークションなど正規店舗以外で購入した場合は、もともと保証書が付いていないことも珍しくありません。
証明書でシリアルナンバーが確認できない場合も、ジュエリーの刻印を確認すれば正規品かどうか見分けられるケースがあります。一般的に、正規品の刻印ははっきりしていて、文字や絵柄がきれいに出ています。
一方、模造品は刻印がはっきり見えづらく、やや雑な印象を受けるのが特徴です。文字が印字されている場合は、正規品は太めの書体で、模造品は細い書体であることも多いです。
保証書にも偽物がある

保証書とシリアルナンバーが一致してるから安心、というわけではありません。ヴァンクリの偽物は次々と新しいものが出回っており、保証書付きのコピー品もあるので、自分で正確な判断をするのが難しいケースも多いです。
画像の比較の場合、大きく違うのはホログラムの光り方。
本物は鮮やかに反射し、偽物は鈍く反射します。
また年代にものよりますが、日付の記載がスタンプか手書きの違いもありますので、気を付けるべき点は多くあります。
画像の比較の場合、大きく違うのはホログラムの光り方。
本物は鮮やかに反射し、偽物は鈍く反射します。
また年代にものよりますが、日付の記載がスタンプか手書きの違いもありますので、気を付けるべき点は多くあります。

パピヨンも鮮明に見える
「f」の先端が丸みを帯びている

パピヨンが良く見えない
「f」の先端が丸みを帯びていない

※eブティック(正規店のオンラインショップ)で購入されている場合は印刷の場合もある

※但し近年の偽物はスタンプもある
箱のロゴを比較


保証書の偽物が存在するなら、もちろん箱の偽物もあります。
箱の偽物は本体と違って手が込んでいないのか、雑な作りのものが多く、画像のロゴ比較では一目でわかります。
箱の偽物は本体と違って手が込んでいないのか、雑な作りのものが多く、画像のロゴ比較では一目でわかります。
3.ヴァンクリーフが本物かを買取店で鑑定してもらう場合
プロに鑑定を依頼する方法としてすぐに思いつくのは、ブランド買取店かもしれません。ブランド買取店に持って行けば、本物か分かると考えている人は多くいます。
しかし実際のところ、ブランド買取店での鑑定行為は依頼された商品の価値や、値段を判断しているに過ぎません。ブランド品にどれだけ詳しい質屋であっても、ヴァンクリーフの製造者ではないので、そもそも本物か偽物かを判断する立場にはいないのです。
例えば、ヴァンクリーフの指輪であっても、正規店以外の修理屋でお直ししたものは、継ぎ目に正規品ではない素材のものが使われています。こうしたものは、正規品かといわれると判断が難しくなります。質屋には、純正品を使わずに修理したものや壊れる寸前のものなど、いろいろな状態の商品が持ち込まれるのです。そうした商品の状態を見きわめたうえで、買い取り価格をつけています。
もちろん、ブランド買取店はブランド品に対する知識が豊富なので、自分では見抜けなかった真偽を鑑定してもらえる場合もあるでしょう。しかし、ブランド買取店は本物か偽物かという鑑定を受けられる場所というよりも、その商品の現在の価値が分かる場所と考えるのが妥当でしょう。
ヴァンクリーフ買取について詳しく見る
しかし実際のところ、ブランド買取店での鑑定行為は依頼された商品の価値や、値段を判断しているに過ぎません。ブランド品にどれだけ詳しい質屋であっても、ヴァンクリーフの製造者ではないので、そもそも本物か偽物かを判断する立場にはいないのです。
例えば、ヴァンクリーフの指輪であっても、正規店以外の修理屋でお直ししたものは、継ぎ目に正規品ではない素材のものが使われています。こうしたものは、正規品かといわれると判断が難しくなります。質屋には、純正品を使わずに修理したものや壊れる寸前のものなど、いろいろな状態の商品が持ち込まれるのです。そうした商品の状態を見きわめたうえで、買い取り価格をつけています。
もちろん、ブランド買取店はブランド品に対する知識が豊富なので、自分では見抜けなかった真偽を鑑定してもらえる場合もあるでしょう。しかし、ブランド買取店は本物か偽物かという鑑定を受けられる場所というよりも、その商品の現在の価値が分かる場所と考えるのが妥当でしょう。
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4.ヴァンクリーフを正規店で鑑定してもらいたいなら修理依頼を
ヴァンクリーフの確実な鑑定結果を知りたいなら、正規店に持って行くのがおすすめです。ハイブランドにはアフターサービスがあるので、それを利用すれば正規品かどうかが分かります。
例えば、ヴァンクリーフにはサイズ直しなどの調整サービスや、修理を行うサービスがあります。真贋ついでにクリーニングを依頼し、磨いてもらうのもいいでしょう。
これらのサービスは、ブランドの正規品でしか利用することができません。正規品ではないものを修理に出した場合、「自社の製品ではないので対応できません」という返答が返ってきます。
ブランド品の真偽については、何よりも製造者に確認するのが一番です。ヴァンクリーフに関しても、製造元に問い合わせるのが一番信用できるでしょう。修理サービスを受けられた場合は、「正規品である」と判断されています。
例えば、ヴァンクリーフにはサイズ直しなどの調整サービスや、修理を行うサービスがあります。真贋ついでにクリーニングを依頼し、磨いてもらうのもいいでしょう。
これらのサービスは、ブランドの正規品でしか利用することができません。正規品ではないものを修理に出した場合、「自社の製品ではないので対応できません」という返答が返ってきます。
ブランド品の真偽については、何よりも製造者に確認するのが一番です。ヴァンクリーフに関しても、製造元に問い合わせるのが一番信用できるでしょう。修理サービスを受けられた場合は、「正規品である」と判断されています。
5.まとめ
ヴァンクリーフ&アーペルは世界中の女性から支持されている人気ブランドゆえ、偽物も多く出回っています。
刻印などから自分で確認することもできますが、より確実に真贋を確かめたいなら、質屋よりも直営店へクリーニングや修理依頼を出すことです。偽物の場合、アフターサービスを受けられないので返却されるでしょう。
刻印などから自分で確認することもできますが、より確実に真贋を確かめたいなら、質屋よりも直営店へクリーニングや修理依頼を出すことです。偽物の場合、アフターサービスを受けられないので返却されるでしょう。

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