歴史あるビジネス街にある淀屋橋駅
淀屋橋駅は西日本の経済の中心地、大阪の経済の拠点となるビジネス街の中心に位置する駅です。
日々、多くのビジネスマンやOLさんが通勤に利用し、出張客や営業マンなどのビジネスパーソンで早朝から夜遅くまで賑わいを見せます。
淀屋橋駅周辺は大阪を代表するビジネス街であるだけでなく、古くからの商業や産業、文化や学問の発祥地として、多くの歴史的な文化財も残されています。
日本銀行大阪支店の建物は明治36年にあたる1903年に建設されたもので、美しい青緑の屋根が印象的な石造りの2階建ての建物です。
設計者は東京駅の設計でも知られている著名な建築家である辰野金吾で、室内には資料展示コーナーなども整っています。
事前に申し込みをすることで見学ができ、国内外からの観光客や地域の方に人気の歴史と文化を感じられるスポットとなっています。
大阪府立中之島図書館も明治37年、1904年に建てられた歴史ある建物となっており、1974年に重要文化財に指定されています。
重厚なネオバロック様式の建物で、天井の高い閲覧室にはビジネス関係資料をはじめ、大阪関係の資料や古典籍が収蔵されています。
一方、淀屋橋駅の南側には、蘭学者・医者として知られる緒方洪庵が開いた、学問と医学の発祥の地でもある歴史ある適塾が佇んでいます
適塾は天保9年、1838年に開いた歴史ある私塾で、全国から西洋の医学を学びたいと集まってきた塾生で溢れたと言われています。
現在も歴史に名を刻む福沢諭吉をはじめ、大村益次郎や橋本左内などが学び、その後の明治維新にも大きく貢献した人材を輩出したことでも知られています。
明治新政府の教育制度の整備に伴い発展的な解消を遂げ、適塾を前身に大阪医学校へと発展し、さらに府立医科大学へ、現代にいたっては大阪大学へと歴史を刻んできました。
適塾の建物は今でも現存していて国の史跡に指定されたほか、1964年には重要文化財に指定され、淀屋橋駅を使って多くの観光客が訪れるスポットとなっています。
淀屋橋駅周辺には多くのオフィスが集い、歴史ある建造物も多数残されていますが、ビジネスとショッピングやグルメ、昼の街と夜の街を繋ぐ商業施設も誕生しています。
大阪のメインストリートである御堂筋に面し、淀屋橋駅と直結した便利な大型商業施設で、ファッションからグルメまで毎日頑張るビジネスパーソンにリフレッシュの場とサプライズや刺激を与える場として人気を集めています。