行政地区・文教地区として人気のサッカーの街でもある浦和
浦和はかつて浦和市だったのですが、平成13年に大宮市・与野市と合併してさいたま市となり、さらに平成15年の政令指定都市移行に基づき、現在は浦和区して地域名が復活しています。
埼玉県の県庁がある場所で、市の名前は消えても、さいたま市役所や区役所などの行政機関や金融機関なども集積した県政の中核エリアであるとともに、熱狂的な浦和レッズのサポーターでも有名なサッカーの街としても知られています。
平成25年3月には浦和駅に湘南新宿ラインも開通し、都心部をはじめ、横浜エリアまでダイレクトアクセスができるようになり、交通アクセスもさらに便利になりました。
浦和駅は3路線が利用できるターミナル駅なので、駅前には商業施設が充実しているほか、浦和レッズのホームタウンとして、浦和レッズ関連のショップやモニュメントも見られます。
江戸時代には中山道の宿場町としての歴史や、調神社の門前町として将軍が立ち寄る大門宿も設けられた歴史もあり、地域内には歴史を感じる史跡なども残されています。
調神社は地域の方からは「つきのみや」と呼ばれており、古くから親しまれてきました。
鳥居がなく、狛犬の代わりにうさぎが設置されるなど、大変珍しい神社として地域外から訪れる方も多く、現代ではパワースポットや癒やしスポットとも言えるかもしれません。
古くに師範学校が開設された歴史も持ち、公立の小学校や中学校にも伝統ある有名校があり、そこに通わせるためにわざわざ引っ越してくるファミリーもいるほどです。
県立の高等学校も進学校として名を馳せており、浦和では小学校から高校まで名門の公立に上げることが1つのステータスとも言えるかもしれません。
学費は低コストの公立一貫主義ですが、実は南浦和駅エリアは塾銀座と呼ばれる進学塾や音楽教室、スイミングスクールが集まった地域があり、県立高校合格を目指して塾に通う学生さんをはじめ、様々な習い事に通うお子さまの姿や教育熱心な保護者の姿が見かけられます。
浦和には常盤公園をはじめ、公園も多く、自然と親しめる場所や体を動かせるスポットも多い地域です。
こうした環境も子どもの情操教育には欠かせず、街全体が子育てや教育環境に優れた地域と言えるかもしれません。
学校や保育施設も充実し、遊具と緑がいっぱいの公園、公園そばにある図書館ではママたちによる絵本の読み聞かせボランティア活動が行われるなど、地域全体に文教地区としての意識が根付いています。