都心のベッドタウンとして暮らしやすい川口
川口市は埼玉県の南端に位置し、荒川を隔てて東京都に接しています。
江戸時代から鋳物や植木などの産業で栄え、今もその伝統が残り、鋳物製造に使われるキュポ・ラが街中に点在するなど歴史深い街並みで人気もあります。
埼玉高速鉄道線やJR京浜東北線をはじめ、東京メトロ南北線が都心部と直通しており、都内の駅である赤羽駅まではわずか1駅です。
都心部や横浜方面へのアクセスが抜群なので、通勤や通学、レジャーやショッピングにも便利です。
川口市ではメインとなる川口駅と埼玉高速鉄道の川口元郷駅が使えるほか、バス路線や本数も多く、京浜東北線に至っては終電が深夜1時近くまであるので交通面が整っているのが人気の秘訣と言えるかもしれません。
首都高速川口線や東京外環自動車道も通っているので、マイカー利用もしやすく、物流の拠点として産業も発達しています。
川口駅前には百貨店をはじめ、大型商業施設が集積するほか、川口銀座商店街やふじの市商店街とショッピングゾーンも充実しており、日常の買い物から特別な買い物まで幅広く満たすことができるでしょう。
また、駅前には川口の伝統産業である鋳物業のシンボルをイメージしたキュポ・ラ広場があり、年間を通じてフリーマーケットやジャズフェスティバルなどのイベントも開催され、市内外から訪れる人で賑わいを見せています。
川口駅の西口を出てすぐに川口西公園があり、春の桜や夏場の新緑、秋の紅葉と年間を通じて四季を感じられるスポットが駅前すぐにあるのも魅力と言えるでしょう。
また、西口から歩いて10分も行けば、雄大に流れる荒川の土手へと出ることができます。
ウォーキングやジョギング、サイクリングを楽しむ方や、河原でアウトドアを楽しむ方も少なくありません。
土手からは天気が良ければ、スカイツリーや富士山まで見られることもあります。
川口市は古くは日光御成道の宿場町として栄え、現在も川口の基本産業になっている鋳物業や植木行は江戸時代から発展してきた歴史があります。
明治末期には鋳物工場が150軒ほどにもなり、荒川や芝川の水運を活用して原材料の搬入や製造した製品の運搬が舟で行われていました。
その後、川口町駅や新荒川大橋ができたことで、鋳物産業を中心にさらなる発展を遂げ、鋳物の街川口として全国的に名を馳せたものです。
江戸と隣接する立地から交通の要衝としても発展し、現在では東京へ出やすく暮らしやすいベッドタウンとして住宅街としても栄えています。