リニアモーターカーの開業で一気に開発が進んだ藤が丘
藤が丘は名古屋の東玄関として成長を棘、市内屈指のベッドタウンとして近年人気のエリアです。
藤が丘エリアはかつては農業地域でしたが、1960年代に実施された区画整理では宅地周辺に広い道路が整備されました。
名古屋インターチェンジに近くて車での移動にも便利なほか、地下鉄東山線の開通で名古屋中心部へのアクセスが便利になって、一気に人気が高まりました。
始発駅なので、朝のラッシュで座れない心配もほぼありません。
さらに2005年には愛知万博の輸送手段として、無人運転のリニアモーターカー東部丘陵線リニモが開通し、その始発駅となったことから交通アクセスがより向上して、街の開発が飛躍的に進むことになります。
名古屋中心部に通勤、通学するファミリー層を中心に移住者が増えている一方で、区画整理前から暮らしている住宅と、近年の開発で新しく建てられた住宅が混在したエリアであるのも藤が丘の特徴と言えるかもしれません。
区画整理で整備されたエリアは道幅も広く取られているため、開放感があって明るい雰囲気が印象的です。
駅前にはバスターミナルも整備され、名古屋中心部から東へ向かう中継点としても機能しています。
名古屋市営バスのバスターミナルは地下鉄の藤が丘駅と直結しているので、雨の日も濡れずに乗り換えができる便利な構造になっているのも魅力かもしれません。
駅前には100店舗を超える店が集まる藤が丘中央商店街が形成され、賑わいを見せています。
大学や高校、学童保育所なども周辺にあることから、学生の街としても知られており、飲食店や若者好みのファッション関連のお店も多く華やぎがある商店街と言えるでしょう。
藤が丘駅の東口の目の前には大型商業施設もあり、1階は専門店街、2階にはレストランやビューティーサロンが集まっており、地域の方や学生さんで賑わいを見せています。
藤が丘には明徳公園という広大な緑地も整備されており、芝生広場に遊具広場、多目的グラウンドに遊歩道、キャンプ場まで整い、明徳池で釣りも楽しめます。
地域の方の憩いの場となり、日々の健康習慣としてウォーキングやジョギングを楽しむ方をはじめ、休みの日には遠方からもレジャーに訪れる方が絶えません。
藤が丘は自然も豊かな地域であり、景観も美しく整えられ、街路樹として桜が植えられています。
藤が丘中央商店街に沿って桜が咲き誇ることから、毎年桜の咲く時期にさくらまつりが開催され、商店街や地域をあげて盛大に楽しめるイベントが繰り広げられています。