【質屋が教える!】本物のアーミンと偽物のアーミンを見分ける方法

2017年8月15日

fun買取専門店鑑定士 古澤

執筆者:fun買取専門店鑑定士 古澤

そもそも「アーミン」ってなに?

イタチ科に属する動物の「オコジョ」から作られている毛皮です。

引用:http://entermeus.com/137664/

オコジョは北米とアジアの北部や中部、ヨーロッパの北部や中部に生息している生き物です。
日本でも東北や中部地方で生息が確認されており、山梨県や長野県、群馬県の一部地域では「オコジョは山の神の十二様の使い」ともいわれています。

アーミンは中世ヨーロッパの時代に王族の象徴として、代々の王族に愛用されており、この時代に描かれた絵を見ると、王様や女王様のマントにアーミンが縁取られています。14世紀のルネッサンス時代には、オコジョは冬になると体が純白になることから「オコジョは純白の毛が汚れるくらいなら死を選ぶ」という言い伝えがあったほど、貴重な毛皮として扱われていました。

アーミンの特徴

・色
ほとんどが白です。オコジョは夏の間は背中が茶色で、おなかが白くなっていますが、冬は全身が真っ白になります。
アーミン=白と捉えられていることもあり、市場に出回っている毛皮は冬の時期のオコジョから作られたものが多いです。

ただ、オコジョは尻尾の先端が黒く、アーミンの毛皮でときどき

引用:https://twitter.com/minzokubot/status/513622097583546369

この画像のような黒い水玉模様をあしらったデザインが見られますが、ほとんどは尻尾の先端を使ったものです。

・その他

さわり心地は柔らかく、機能性も暖かくて丈夫で、大昔のギリシャでは戦闘時の服装としても使われたほどです。

アーミンの本物と偽物を見分けるには?

引用:http://www.ishii-fur.com/blog/2013/11/post-321.php

「染色していない」というわりに色が違う

基本的にアーミンは白と黒、茶色しかありません。
なので、ピンクのアーミンがあったとして「染色していません」というのであれば、偽物の可能性が非常に高いでしょう。
もちろん今の時代はさまざまな染色技術があるので、染色で出せる色も増えてきてはいますが、それでも嘘をつく業者から高級素材の「アーミン」を買うにはリスクが高いので、やめておきましょう。

触れても手が温まらない

アーミンは着るだけで体を温めてくれるので、触るとすぐ手が温かくなるはずですが、それでも暖かくならない…ということはフェイクファーである可能性がかなり高いです。

すぐちぎれる、毛が抜ける

大昔のギリシャでは戦闘時の洋服としても使われていたくらいなので、少しのダメージでは毛は抜けませんし、ちぎれもしません。もしする場合は偽物のアーミンである可能性が高いでしょう。

毛の感触が硬い

アーミンは中世ヨーロッパの時代に、王室御用達の毛皮だったほどなので、毛の感触は柔らかく、さわり心地も良いものです。
なので、毛の感触が硬いということは偽物のアーミンである可能性が高くなります。
ただ、デザインによっては綿毛をカットして刺し毛だけにしていることも考えられるので、100%偽物だとは断言できません。

フェイクファーにも注意!

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/853308

アーミンはオコジョから作られているリアルファーですが、アーミンの偽物はフェイクファーで作られていることが多いので、リアルファーとフェイクファーの見分けだけでもできれば、本物と偽物をグッと見分けられやすくなります。

ただ、今どきはフェイクファーを作る技術が向上しており、リアルファーそっくりに作られるようになってきているので、ぱっと見だけでリアルファーとフェイクファーを判別すると、間違えることも。

そこで、高い確率でリアルファーとフェイクファーを見分けられる方法を3つ紹介していきます。

毛が二層にわかれているか

リアルファーは「刺し毛」と「綿毛」にわかれており、刺し毛は毛皮の表面にある少し硬めの毛で、動物を外敵から守っています。
綿毛は刺し毛の下にある、ふわふわしている毛のことで、動物の体温を維持しています。
リアルファーはこのように毛皮が二層にわかれていますが、フェイクファーは二層にわかれていないので、それで区別できます。

ただしデザインによってはリアルファーでも刺し毛か綿毛、どちらかをカットしている場合もあるので、必ずしも判別できるとは限りません。

毛の流れが全部同じか

動物の毛の流れは産まれたときから決まっているので、アイテム全体を見渡すと、アイテム全体が同じ毛の流れになっている、もしくはアイテムの部分によって毛の流れが変わっているかのどちらかです。

後者の場合は複数の動物から取れたアーミンの毛皮を使っているので、コートであれば胴体の部分は右に流れているけれど、腕の部分は左に流れている…といった具合にパーツ別に流れている方向が違います。

一方、フェイクファーは人工的に作られた毛皮なので、毛の流れは一定ではなく、パーツが切り替わるところでなくても毛の流れが変わっており、ここも判別ポイントです。

地肌が動物の皮か

毛皮のアイテムは、毛が生えている動物の皮を縫い合わせて作られていますが、フェイクファーはネットのようなものに糸を縫い付けて作られていることがほとんどです。
なので、地肌を見ればリアルファーかフェイクファーかを簡単に見分けることができ、地肌が動物の皮であれば本物ですが、網目のようなものが見えたらフェイクファーだと判断しましょう。

もし偽物のアーミンを持っていたら…?

引用:https://unsplash.com/search/photos/fur?photo=sN6d60TySV0

アーミンを買ったのであれば、返品や交換も考えられますが、プレゼントなら諦めましょう。
プレゼントをあげた人にどこで買ったかを聞いてもいいですが、プレゼントをあげた人に「この前プレゼントしてくれたアーミン、偽物だったのだけれど」というと失礼にあたります。
しかも偽物のアーミンにはほとんど価値がなく、偽物だと知りながらオークションサイトやフリマアプリで売ったら法律違反に。今の時代は体を温めるだけなら、アーミンの毛皮以外でも代用品がたくさんあるので、捨てたほうがいいでしょう。

現実問題、返品・交換はできるの?

偽物のアーミンを買ってしまった場合、現実問題返品や交換ができるかどうかは業者によります。
相手が偽物だと知りながら、目先の利益のためだけに販売する業者、それから偽物の可能性があると知りながらも販売する業者では、個人で交渉してもメンタルが折れていくだけです。

このような業者に対しては、次の被害者を出さないために警察や消費者生活センターに連絡し、弁護士の助けが必要なときは弁護士のサービスを無料で使える「法テラス」に行きましょう。

ごく普通の一般的な業者や、偽物だと知らないまま販売してしまった業者の場合、マナーを守って交渉すれば返品や交換に応じてくれるケースが多いです。
このような業者はSNSで悪評が広まることを理解しているので、顧客対応をおろそかにしていないので、伝える内容を作り込んでトライしてみましょう。

アーミンは毛の特徴から本物と偽物を見分けよう!

白い毛皮が印象的なアーミン。白い毛皮だけが目立ちやすいですが、ほかにも「毛の感触が柔らかい」「毛が抜けにくい」「毛皮がめったにちぎれない」という特徴もあります。このような特徴や、リアルファーとフェイクファーの特徴から本物のアーミンと、偽物のアーミンを見分けましょう。

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